全5作品。リーズ・ドラマールが出演した映画ランキング

17世紀フランス、貧困と戦乱の時代に、神の愛を説き、民衆に生涯を捧げた一人の聖人の物語。

17世紀のフランス。華やかな宮廷の裏で、多くの民衆が貧困と飢えに苦しんでいた時代。一人の司祭、バンサン・ド・ポールは、その惨状を目の当たりにし、苦しむ人々のために生涯を捧げることを決意する。貴族たちの無関心や教会の壁に阻まれながらも、彼は不屈の精神で、孤児院や病院を設立し、貧しい人々への奉仕活動に身を投じていく。彼の行動は、やがて多くの人々の心を動かし、フランス全土に慈愛の輪を広げていくことになる。聖人へと至る、彼の苦難と信仰に満ちた軌跡の記録。

フランス革命の激動期、自由を求めて立ち上がった民衆の熱狂と希望を、マルセイユ義勇軍の視点から描く歴史大作。

1792年、フランス。王政への不満が頂点に達し、革命の気運が国全体を覆っていた。南部の港町マルセイユで、圧政に苦しむ市民たちが「自由・平等・友愛」の旗印のもとに義勇軍を結成。彼らは後に国歌となる「ラ・マルセイエーズ」を高らかに歌いながら、革命の中心地パリを目指して歴史的な行進を開始する。道中、様々な階級の人々と出会い、革命の理想と厳しい現実を目の当たりにする義勇軍の兵士たち。彼らの旅路は、一個人の物語から、やがて国家を揺るがす大きな歴史のうねりへと合流。名匠ジャン・ルノワールが、名もなき民衆の視点からフランス革命の魂を力強く描き出した一大叙事詩。

（1988）の映画情報。評価レビュー 8件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演：リーズ・ドラマール 他。

エクトル・ベルリオーズの伝記音楽映画で、ジャン・ピエール・フェイドーとアンリ・アンドレ・ルグランが協力して脚本を書きおろし「カルメン(1946)」「幻の馬」のクリスチャン・ジャックが監督したものである。主役ベルリオーズには「しのび泣き」「ジェニイの家」のジャン・ルイ・バローがふんし「厳窟王」「ミモザ館」のリーズ・ドラマール、「最後の億万長者」のルネ・サン・シール、「悪魔が夜来る」のジュール・ベリー、「赤ちゃん」のジルベール・ジル「最初の舞踏会」のベルナール・ブリエ、「生けるパスカル(1936)」のカトリーヌ・フォントネー等が共演する。音楽はベルリオーズ作曲の名曲をモーリス・ポール・ギーヨが指揮している。