「グリーン・デスティニー」でも製作を務めた台湾の名プロデューサー、シュー・リーコンが2000年に発表した監督デビュー作。1930年代の中国・天津。名家で育ったインアーと幼少からニューヨークに留学していた銀行家の跡取りシャオトン。許嫁の2人は離れている間も文通を通して交流を深めていき、結婚することに何の疑問も抱いていなかった。しかし、ある時、2人は崑曲劇団の看板男優リン・チョンと知り合い、多くの時間を共に過ごすうちに、シャオトンとリン・チョンは友情とは違う親密な感情を抱いていく。2人のことはやがて周囲で噂となり、3人の運命は狂っていく。
ネット上の声
- 育てられた劇団内という特殊な環境や自分の性から自由にならぬ恋愛感情に苦しむ林沖
- 悲しい結末ではあるが、人間関係が泥沼化しないので、暖かさを感じながら観終わる
- シネマート六本木のクローズ上映で6月に鑑賞
- さすがのクオリティだった
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国台湾
- 時間120分
- 監督シュー・リーコン
- 主演レネ・リウ