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ジャパニーズ・クィーア・フィルムの映画作家として海外の映画祭で高い評価を受けた大木裕之監督(「あなたがすきです、大すきです」など)の凱旋公開作品。「ノー・スキン・オフ・マイ・アス」のドイツ人プロデューサー、ユルゲン・ブリューニンクの全面出資により製作された。撮影は92年3月大木監督の在住する高知で、20日間に渡って行なわれた。撮影後の編集を全く行わず、独自の音響処理が施されている実験的作品である。撮影されたフィルムは順番に(フィルム・エンドの光の感光までもが)つなぎあわされ、一連の映像からは死と生があいまいに共存する″夏″のイメージが浮かび上がる。そして死をむかえようとしている一人の青年を中心に、様々な視点から物語が語られていく。90年代の″気分″を写し取った作品といえよう。
ネット上の声
- 85点 稀少な本当の意味での映像詩。
- ナラティブな要素が皆無なので一時間観るのはつらいが、不思議とつまらなくない
- すごい、なんだこれ、走馬灯的な視点を感じる、非常に、とても
- セリフの無い、16mmフィルムの美しい映像詩でありました
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督大木裕之
- 主演高橋和也
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弟分の洋太と共にタンカバイで地方回りを続ける岩下春男は、父の危篤の知らせを受け故郷の大阪に戻ってきた。しかし、死に目には間に合わず、妹・桃子から、悪質なバッタ屋・村鮫今朝男にだまされ失意のまま亡くなったと聞かされる。春男は復讐を誓い…。
ネット上の声
- 悪質業者に騙され亡くなった父親の仇をうつためお店を開く話
- 大阪の風景が良い
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督祭主恭嗣
- 主演高橋和也
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元上司でもある親友を殺害された事件を追って、新宿の闇をさすらう元刑事を描くハードボイルド・ドラマ。南里征典の同名小説(角川文庫・刊)を原作にし、監督は藤得悦、脚本は平野裕、撮影は町野誠が担当。主演は寺尾聰。元上司役で特別出演した高品格の遺作ともなった。
ネット上の声
- 寺尾聡はかっこいいが・・・
- 若き日の大沢たかお
- 西部警察のリキが殉職せずに、若しくは大都会のジロー(高品格出演してるからジローか
- 飲んだくれの元刑事が恩人の死の真相を探るハードボイルドサスペンス
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督藤得悦
- 主演寺尾聰