都市での成功か、田舎での静かな生活か。対照的な道を選んだ二人の物理学者の再会が問う、人生の価値と幸福の本質。
ポーランドの静かな田舎町。気象観測士として穏やかに暮らすヤンのもとを、かつての学友マレクが訪れる。マレクはワルシャワで成功を収めた物理学者。数日間の共同生活の中で、二人は互いの生き方を巡り、静かな議論を交わす。科学的野心とキャリアを追求する人生。自然と共に、家族との時間を大切にする人生。どちらがより豊かで、真の「結晶構造」を持つのか。知的な対話を通じて、現代人の生き方を鋭く見つめるクシシュトフ・ザヌーシ監督の長編デビュー作。
ネット上の声
- 《ポーランド映画祭》ひと気のない山奥の測候所で気象観測をしながら暮らす夫婦の慎ま
- 30半ばも過ぎた大人達がはしゃぐのを見て微笑ましくも(スケートで犬とぶつかる箇所
- 作中でチェーホフについての話が出てくるけど、本当にチェーホフみたいな映画
- クシシュトフ・ザヌーシ監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国ポーランド
- 時間76分
- 監督クシシュトフ・ザヌーシ
- 主演アンジェイ・ジャルヌッキ