もし、あの電車に間に合っていたら?一つの「偶然」が男の人生を三つに分かつ、運命の物語。
1980年代、共産主義体制下のポーランド。医学生ヴィテクは、駅のホームを疾走。発車寸前の列車に間に合うか否か、その一瞬の偶然が彼の運命を三つの異なる道へと分岐させる。もし間に合えば、彼は党の熱心な活動家に。もし間に合わず警官ともみ合えば、反体制運動の闘士に。そして、もし列車を見送れば、政治と無縁の医師として穏やかな人生を。選択の先に待つそれぞれの出会いと葛藤。個人の意志は、時代の大きな流れの中でいかに無力か。観る者の人生観を揺さぶる、衝撃的な思索の旅。
ネット上の声
- ポーランドの面白いオムニバス風の物語!!
- 三通りの運命
- キエシロフスキが描く運命は神話的な宿命ではなく、都市の片隅にいる若者が「列車に乗
- 冒頭に脈絡のない映像が断片的に流れる、病院で血だらけのまま引きずられる人、引っ越
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国ポーランド
- 時間122分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演ボグスワフ・リンダ