湿った熱帯の都市、言葉を失くした魂たちが寄り添う。孤独と欲望が交錯する、静かで官能的な映像詩。
雑踏と熱気に満ちたマレーシア、クアラルンプール。路上で暴行され、バングラデシュ人労働者ラワンに助けられたホームレスの男、シャオカン。ラワンの献身的な看病を受ける中、二人の間には言葉を超えた奇妙な絆が芽生える。一方、シャオカンは介護士の女性とも関係を持つ。同じマットレスを共有する三人の男女。それぞれの孤独、癒しを求める渇望、そして通じ合えないもどかしさ。都市の片隅で繰り広げられる、魂の彷徨。
ネット上の声
- 蔡明亮映画は肌にまとわりつく感じがする
- 最低限ストーリーの分かる作品を作れ
- ツァイ監督、「ラブ」の最終型
- いくらなんでもこれは、、、
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国台湾,フランス,オーストリア
- 時間118分
- 監督ツァイ・ミンリャン
- 主演リー・カンション