フランスの名匠クロード・ミレールが、作家ニーナ・ベルベローワの同名小説を映画化した愛憎劇。第2次世界大戦を背景に、人気オペラ歌手の伴奏者となった若い女性の成長と複雑な心の揺らぎを描く。
ドイツ占領下のパリ。20歳のピアニスト、ソフィは世界的オペラ歌手イレーヌの伴奏者を務めることに。イレーヌへの羨望と嫉妬を胸に秘めながら仕事に励むソフィだったが、彼女たちは激動の時代に翻弄され、人生の選択を迫られる。
「野性の夜に」「太陽と月に背いて」のロマーヌ・ボーランジェが主人公ソフィを好演。オペラ歌手イレーヌを「黒い瞳」のエレナ・ソフォーノワ、イレーヌの夫をロマーヌの実父である俳優リシャール・ボーランジェが演じた。
ネット上の声
- 人間の描き方が一筋縄ではありません
- 深く静かに考えさせられる良作
- そして、私は取り残された
- ジャケ写は、華々しくライトのあたるステージ上で、地味な衣装の伴奏者がお辞儀をする
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間112分
- 監督クロード・ミレール
- 主演ロマーヌ・ボーランジェ