「友だちのうちはどこ?」などで知られるイランのアッバス・キアロスタミ監督が、実際に起きたなりすまし詐欺事件を題材に、事件の当事者による再現映像とドキュメンタリー映像を交えて描いた作品。
映画青年サブジアンはバスで隣に座った女性から話しかけられ、思わず自分は著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと名乗ってしまう。女性はその嘘をすっかり信じ込み、彼を家に招待する。サブジアンは嘘を重ねるうちに女性の家族を架空の映画製作に巻き込み、ついには詐欺罪で逮捕されてしまう。事件に興味を持ったキアロスタミ監督は、裁判所を訪れて公判の模様をカメラに記録。さらに事件の顛末を当事者たちに演じさせて再現し、真相を明らかにしていく。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン