巨匠になりすました男が逮捕される。虚構と現実が交錯する、イラン映画史に輝く衝撃のドキュメンタリードラマ。
1989年、イランのテヘラン。映画を愛する失業中の男、ホセイン・サブジアン。彼はバスで出会った女性に、自身を著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと偽る。その言葉を信じた一家に招き入れられ、新作映画の主役に抜擢すると約束。しかし、彼の嘘は次第に露見し、詐欺罪で逮捕されてしまう。本作は、この実際に起きた事件の当事者たちが本人役で出演し、事件を再現。なぜ彼は嘘をついたのか。裁判を通して浮き彫りになる、彼の映画への純粋な憧れと社会的疎外感。
ネット上の声
- これはドキュメンタリー?それともフィクション?見てる間ずっと頭が混乱したけど、最後には映画への愛に満ちた物語だとわかって感動。こんな映画は他にない!
- すごく不思議な映画だった。何が本当で何が嘘かわからなくなる感じがすごい。
- キアロスタミ監督の手腕にただただ脱帽。事件の当事者たちを起用してこれを撮るなんて、発想が常人じゃない。少し難解だけど見る価値は絶対ある。
- うーん、正直よくわからなかったw 有名な作品らしいけど、ちょっと退屈に感じてしまったかも。
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン