クライスラー・ビルを舞台に繰り広げられる、錬金術とフリーメイソンの儀式。芸術家マシュー・バーニーが創造する、神話的で難解な映像叙事詩。
現代美術家マシュー・バーニーによる、壮大な映像プロジェクト「クレマスター・サイクル」の第3部。舞台はニューヨークのクライスラー・ビルとグッゲンハイム美術館。フリーメイソンの儀式をモチーフに、主人公である「徒弟」がビルの頂上を目指し、数々の試練に挑む姿を神話的に描写。生と死、創造と破壊、男性性と女性性といった根源的なテーマが、錬金術やケルト神話のイメージと交錯する。常識的な物語を拒絶し、観る者の感性に直接訴えかける圧倒的なビジュアル。これは映画か、彫刻か、それとも儀式か。芸術の極致を目撃する体験。
ネット上の声
- ここまであらゆるものをぶった切ってコラージュする作家は観たことがないほど、今まで
- 自分が見たのは、再編集された30分尺のもの(ジ・オーダー)だったが、こちらもマー
- 具体と寓話のレベルが入り乱れ、前半と後半の関係性が非常に面白い
- 現代アート界のスター、マシュー・バーニーの3時間越えの映像作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間182分
- 監督マシュー・バーニー
- 主演マシュー・バーニー