エリック・ロメール監督による「六つの教訓語」シリーズの第5作。結婚を控えた中年男ジェロームは、少年時代を過ごした避暑地アヌシーを訪れ、旧友である女性作家オーロラと再会する。オーロラが仕事部屋を借りているボルテール夫人の家を訪ねたジェロームは、夫人の10代の娘ローラに興味を抱き、オーロラの次回作のネタとしてローラを誘惑することに。やがて、ローラの姉クレールが恋人を伴って現われると、ジェロームはクレールの美しい膝に心を奪われてしまう。主演は「女は女である」「いとこ同志」のジャン=クロード・ブリアリ。1970年に製作され、日本では1989年に初公開。2006年にロメール監督の特集「ロメールと女たち」で上映。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」でも上映される。
ネット上の声
- 【くだらない嫉妬心にエスプリを効かせて】
- アデュー ロメールII:教訓話をひとつ
- ジャケット写真がすべてを語ってますね
- すべてが「膝」の一点に。
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エリック・ロメール
- 主演ジャン=クロード・ブリアリ