昼と夜で2つの顔を持つネコの活躍を描き、第84回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされたフランス製アニメ。パリに暮らす女性警視ジャンヌとその娘ゾエは、ディノという名のネコを飼っている。ゾエはかつて父親がギャングに殺されて以来、ショックで言葉を失っていたが、ジャンヌは夫の仇を探しながら多発する怪盗事件に対応するため多忙を極め、なかなか娘にかまってあげる時間がない。そんな状況で、さびしい思いをしがちなゾエを慰めているのが、ディノだった。ディノは毎日トカゲをとってゾエにプレゼントしていたが、ある日、ダイヤモンドが埋め込まれたブレスレットをもってくる。ディノがどこでそれを手に入れたのか気になるゾエは、散歩に出たディノの後をつけるが……。日本ではフランス映画祭2011にて「パリ猫の生き方」として上映。13年「パリ猫ディノの夜」の邦題で劇場公開。
ネット上の声
- 大人にも見ごたえあるフィルムノワールなアニメーション
- 絵本が動き出したような表現力で非常に惹きつけられます
- 怪盗の相棒としてパリを駆け巡る猫の騒動と活躍を描く
- 夜ごとパリの街を駆けめぐるオス猫ディノの活躍を描く
アニメ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督アラン・ガニョル
- 主演ドミニク・ブラン