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フランス劇壇の花形たるイヴォンヌ・プランタンがトーキー第一回出演の映画で、相手役のピエール・フレネーも同じくフランス劇壇の人気者である。脚色と監督とは新進フェルナン・リヴェで、「世界の終り」のアベル・ガンス指導の下に、アレクサンドル・デュマ・フィスの名作を映画化した。助演者の主なるものは、フランス劇界の耆宿リュニェ・ポーを始めとしてローラン・アルモンテル、リュルヴィル、「外人部隊(1933)」のアンドレ・デュボスク、ジャーヌ・マルカン、イルマ・ジェナン、アンドレ・ラファイエット、等である。撮影は「イレ・シャルマン」「外人部隊(1933)」のハリー・ストラドリングとオーブールディエの二人。音楽はレイナルド・アーンのものを使用しているが歌詞は「イレ・シャルマン」のアルベール・ウィルメッツが新たに書き下ろしたものである。
ネット上の声
- とにかく音楽と衣装が豪華絢爛!主人公の運命が切なすぎて、最後は涙が止まりませんでした。
- 有名な話だけど初めて観た。悲恋物語の王道って感じで引き込まれた。
- 文句なしの傑作。
- ストーリーは古典的だけど、映像が美しくて見入ってしまった。
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年---年
- 製作国---
- 時間---分
- 監督フェルナン・リヴェール
- 主演イヴォンヌ・プランタン
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南フランスの山荘ホテルを舞台に、男女の愛憎が渦巻く。一人の女性の登場が、偽りの平穏を打ち破る恋愛劇。
第二次大戦下の南フランス。画家志望の若い女性ミシェルは、恋人を追って山奥のホテルにやって来る。しかし、そこで彼女を待っていたのは、退廃的な貴族やダムの技師、ホテルの女主人らが織りなす複雑な人間模様。閉ざされた空間で、嫉妬、欲望、そして純粋な愛情が交錯する。仮面舞踏会の夜、抑えつけられていた情熱が暴発し、物語は予測不能な悲劇へと突き進む。
ネット上の声
- ロメールとカサヴェテスをひと通り観終えて濱口竜介のルーツを理解した気になってたら
- パリから来た奴はみんな々…(byバーテン)
- 舞踏会の狂騒とダム工事現場の喧騒。新旧の対比のなかで展開する、どろどろとしたメロドラマ。
- 高原ホテル(守護天使)を舞台にそこの女将クリクリ、クリクリに飽きてきたパトロンの
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演マドレーヌ・ルノー
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印象派の巨匠ピエール=オーギュスト・ルノワールの息子、ジャン・ルノワール監督による中編作品。ギィ・ド・モーパッサンの小説「野あそび」を原作に、パリから田舎にピクニックにやってきた一家の一日や、地元青年と一家の娘の愛を、モノクロの美しい映像で紡いだ。1936年に撮影されたものの、第2次大戦時にドイツ軍によってプリントが破棄。シネマテーク・フランセーズの創設者アンリ・ラングロワがオリジナルネガを救出し、プロデューサーのピエール・ブラウンベルジェがアメリカへ亡命中だったルノワール監督の了解を得て編集作業が続けられ、完成。第2次大戦が終結した翌年の46年、撮影から10年を経てパリで初公開されたという経緯を持つ作品。2015年、戦後70年を記念して日本でもデジタルリマスター版が劇場公開。
ネット上の声
- これ以上に美しい映画を見たことがない…
- 映画の魔法(マジック)を感じました。
- ヒロインの真意が私にとっては謎です。
- ジャン・ルノワール監督作品…初鑑賞…
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国フランス
- 時間40分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演シルヴィア・バタイユ