大学の標本室に眠る、江戸時代の罪人の「首」。その謎に魅入られた医学生が辿る、狂気と破滅への道程。
戦後の日本、とある大学の医学部。優秀だが傲慢な医学生・正木は、標本室でホルマリン漬けにされた一つの「首」に心を奪われる。それは江戸時代に悪名を馳せた盗賊の首だと噂される不気味な標本。その首に秘められた過去を追ううちに、正木の探求心は次第に常軌を逸した執着へと変貌。現実と妄想の境界が曖昧になり、彼は首の記憶と一体化していくかのような感覚に陥る。果たして首が彼に語りかけるものとは何か。科学的探究の果てに待ち受ける、人間の心の闇を描いた衝撃のサイコ・サスペンス。
ネット上の声
- 北野武監督作品ですが、こんなに大掛かりな映画とは思わなかったので、驚きました
- 主人公の弁護士がある男の正義を明らかにするために「首」に執着する話
- 「日本沈没」(1973)「八甲田山」(1977)のコンビ=森谷司郎監督×橋本忍脚
- 信長の名古屋弁が微妙だったとこから、集中出来なくてイマイチ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督森谷司郎
- 主演小林桂樹