チェコ・アニメーションの先駆的存在として数々の名作を世に送り出した巨匠カレル・ゼマンが、17世紀にヨーロッパ諸国を巻き込んだ30年間にわたる宗教戦争を題材に、アニメーションと実写の融合で撮りあげた長編作品。囚われの身となってしまった農夫ピーターとその恋人の姿を通し、戦争の愚かさをシュールでユーモラスな語り口で描き出す。ゼマンの初期から晩年までの代表作10作品(+短編1作品)を上映する特集企画「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」(2022年4月23日~5月6日、新宿K’s cinema)上映作品。
ネット上の声
- タイトルに騙されるな。大いに愉快かつ痛快なドタバタスラップスティック歴史劇の佳品!
- 前半お洒落なアニメーションをみたいのだが映像の切り替えが早く、字幕を見る間がない
- 中世三十年戦争下のボヘミアで農夫ペトルが徴兵され農婦レンカと出会って王家と皇帝の
- カレル・ゼマンの『悪魔の発明』と『ホラ吹き男爵の暴言』のアシッド感を食らったあと
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間82分
- 監督カレル・ゼマン
- 主演ペトゥル・コストゥカ