「パピチャ 未来へのランウェイ」のムニア・メドゥールが監督・脚本を手がけ、声と夢を理不尽に奪われた少女の再生をみずみずしく描いたヒューマンドラマ。
内戦の傷跡が残る北アフリカのイスラム国家アルジェリア。バレエダンサーを夢見る少女フーリアは、男に階段から突き落とされて大ケガを負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。失意の底にいた彼女がリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を抱えるろう者の女性たちだった。フーリアは彼女たちにダンスを教えることで、生きる情熱を取り戻していく。
「オートクチュール」「パピチャ 未来へのランウェイ」のリナ・クードリが主人公フーリアを演じ、「女はみんな生きている」のラシダ・ブラクニが共演。「コーダ あいのうた」でろう者の俳優として初めてオスカー像を手にした俳優トロイ・コッツァーが製作総指揮を務めた。
ネット上の声
- 未来へ向けての希望のたすきのように思える一作
- 理不尽の中、表現する喜びを捨てない人
- トゥーシューズを脱いで、裸足になって
- 進化を続けるイスラム圏の女性映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,アルジェリア
- 時間99分
- 監督ムニア・メドゥール
- 主演リナ・クードリ