白人として生きてきた黒人女性。人種差別の根強い南部への帰郷が、彼女のアイデンティティを激しく揺さぶる社会派ドラマ。
第二次世界大戦後のアメリカ。肌の色が薄いため、北部で白人看護師として暮らしてきた黒人女性「ピンキー」。ある日、南部の故郷で病に倒れた祖母を看病するため、彼女は帰郷を決意。そこは、黒人であるというだけで全てを奪われる、苛烈な人種差別が根付く土地。白人の恋人には出自を偽り、黒人である自分を隠してきた彼女は、厳しい現実に直面し、自らのアイデンティティの狭間で苦悩する。そんな中、彼女が看護した裕福な白人女性が、全財産をピンキーに譲るという遺言を残して死去。その遺産が、町中の憎悪を彼女一人に集中させることになる。
ネット上の声
- 授業で観賞しました~
- パッシング(白人に見える黒人)の人生を描いた傑作だが、エンディングが原作と違うと
- ジーンクレインはこの時代の映画界で、便利屋みたいに多彩な役を演じていたと思う
- 建国の欺瞞を知る白人老女と、白人社会への同化を志向する黒人女性の交流を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督エリア・カザン
- 主演ジーン・クレイン