埼玉県川越市を舞台に、年老いた孤独な照明職人と自称クラブシンガーの女性が織りなす心の交流を、クラシックジャズの音色とともに描いたヒューマンドラマ。
アンティーク照明の修理店を営みながらひとりで暮らす老人・野口藤吾のもとに、クラブシンガーを名乗る水崎洋子が訪れる。彼女は、20年前に姿を消した藤吾の息子・耕輔の子を身ごもっているという。洋子の素性を怪しんで追い出そうとする藤吾だったが、行くあてのない彼女を仕方なく店に泊めることに。洋子との奇妙な共同生活を通して、他人との交流を避けるように暮らしてきた藤吾の心に少しずつ光が射し込んでくる。
洋子を「日本独立」の梅宮万紗子、藤吾を「魍魎の匣」の大森博史が演じる。本作が長編デビュー作となる一ノ瀬晶が監督・脚本・編集を手がけた。
ネット上の声
- 大森博史のしぶさが静かに伝わる
- リ、劇場へ
- 川越の美しい風景とジャズ、人々の優しい心に癒される
- 友人から観て欲しいとの依頼有り、ロサへ
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督一ノ瀬晶
- 主演梅宮万紗子