帝政ロシアの黄昏、失われた愛を胸に故郷へ戻った貴族を待っていたのは、新たな恋と残酷な運命。
19世紀半ば、帝政ロシア。長い海外生活で妻に裏切られ、心に深い傷を負った貴族ラヴレーツキーが故郷の領地へ戻る。静かな日々の中、彼は純粋で信仰心あつい若き乙女リーザと出会い、凍てついた心に再び愛の光が灯る。互いに惹かれ合い、未来を誓う二人。しかし、その矢先、死んだはずの妻が突然彼の前に姿を現す。社会の掟と宗教的戒律が、二人の愛の前に非情な壁として立ちはだかる。愛する人を守るため、自らの運命と対峙するため、彼が下す重大な選択とは。ロシアの大地を舞台に繰り広げられる、切なくも美しい愛の悲劇。
ネット上の声
- 35mmで観賞したが、損傷が激しいのか、カラーといいつつもだいたい赤かった
- ロシアは春と夏が一緒に来ます!
- お屋敷、コスチュームプレイ(使用人の衣装の着古し感も)とかっちり美術、自然主義の
- ツルゲーネフ原作で話はつまんないけど撮影がヌーベルバーグ感あって面白かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ソ連
- 時間110分
- 監督アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー
- 主演レオニード・クラーギン