元ボクサーの男と家出少女。広大な北海道を舞台に描く、束の間の父娘の心の交流と切ない別れのロードムービー。
1970年代、夏の北海道。過去の試合が原因で人間不信に陥った元ボクサーの男。彼は、牧場で働きながら漫然と日々を過ごしていた。そんな彼の前に現れた、家出をしてきた無口な少女。少女を目的地まで送り届けることになった男。ぎこちない二人の旅の始まり。雄大な自然の中、最初は反発しあう二人だったが、互いの孤独に触れるうち、次第に心を通わせていく。それはまるで、本当の父娘のような温かい時間。しかし、旅には必ず終わりが来る。彼らが旅の果てに見つけたもの、そして避けられない別れの予感。
ネット上の声
- 先ほどふっと思い出しまして!
- 偶々みにいったがトークがあり、上映後関係者の話がきけて当時流行り言葉で「自立する
- 演技に異常な安定感のある野口五郎にラストの海岸は斉藤耕一の独壇場、中村敦夫の撮影
- 砂浜で駆け寄ってくる美女にボクですか?ってキョトンする仕草がやっぱりゴロちゃん
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督斎藤耕一
- 主演野口五郎