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デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、愛を求めて苦悩する女性の姿を完璧な様式美で描き、彼の遺作にして集大成となった作品。
弁護士の妻ゲアトルーズは結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランと恋愛関係にあった。ある日、ゲアトルーズの元恋人である著名な詩人ガブリエルが帰国し、祝賀会が開かれる。そこで彼女はエアランの伴奏で歌唱するが、途中で卒倒してしまう。
2021年、特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にてデジタルリマスター版で上映。2023年にも「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(23年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)で上映。
ネット上の声
- イライラがとまらない
- ゲアトルーズの魅力とは。
- ドライエルの遺作となった恋愛心理劇
- ブルジョワ家庭の愛と孤独
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国デンマーク
- 時間112分
- 監督カール・T・ドライエル
- 主演ニーナ・ペンス・ローデ
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昨年の「都会の旋律」についで公開されるデンマーク映画一九五一年作品。クヌト・シェンダービーの書卸し脚本を、「都会の旋律」と同じくヨハン・ヤコブセンが監督、カイ・メラーが作曲している。撮影はルドルフ・フリーデリッセンと、「怒りの日」のカール・アンデルソンの担当である。主演は「都会の旋律」と同じくエッベ・ローデ、ボディル・ライシャートら。
ネット上の声
- デンマークにもレジスタンスが!
- ドイツに占領されたデンマークを舞台に、抵抗運動としてテロ活動へと傾倒していく夫を
- ナチス体制へのテロルの映画で、真昼のテロルのシーンで始まる冒頭は素晴らしかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国デンマーク
- 時間84分
- 監督ヨハン・ヤコブセン
- 主演エッベ・ローデ
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戦後初公開の四五年度デンマーク映画で同国作家アアヴィット・ミュラーの脚本から、レジスタンス映画「サボタアジュ」などの新進ヨハン・ヤコブセンが監督。撮影はアイナア・オルセン、音楽はカイ・メラー。主なる出演者は、「サボタアジュ」のエッベ・ロオデ、インゲ・ハアヴィト・メラー、レンデ・ミケルセンら。
- 製作年1944年
- 製作国デンマーク
- 時間108分
- 監督ヨハン・ヤコブセン
- 主演エッベ・ローデ