デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、愛を求めて苦悩する女性の姿を完璧な様式美で描き、彼の遺作にして集大成となった作品。
弁護士の妻ゲアトルーズは結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランと恋愛関係にあった。ある日、ゲアトルーズの元恋人である著名な詩人ガブリエルが帰国し、祝賀会が開かれる。そこで彼女はエアランの伴奏で歌唱するが、途中で卒倒してしまう。
2021年、特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にてデジタルリマスター版で上映。2023年にも「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(23年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)で上映。
ネット上の声
- イライラがとまらない
- ゲアトルーズの魅力とは。
- ドライエルの遺作となった恋愛心理劇
- ブルジョワ家庭の愛と孤独
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国デンマーク
- 時間112分
- 監督カール・T・ドライエル
- 主演ニーナ・ペンス・ローデ