「嘆きのピエロ」に先んじてマルセル・レルビエ氏指揮の下に製作されたジャック・カトラン氏第一回監督主演映画で台本もカトラン氏が執筆したものである。カトラン氏は虐げられた若者とイギリス富豪青年の二役を演じ相手役は「生けるパスカル(1925)」「エル・ドラドオ」等出演のマルセル・プラドー嬢で、「嘆きのピエロ」「エル・ドラドオ」と同じくフィリップ・エリア氏とクレール・プレリア夫人が共演するほかウルリカ・ニストレエム夫人、エディット・レアル夫人等も出演している。因みにセットはクロード・オータン・ララ氏のデザインに依って設計されたものである。無声。
- 製作年1923年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャック・カトラン
- 主演マルセル・ブラド