スイスにあるワインの名産地バレー州で実際に起きた出来事をもとに、地元の新旧ブラスバンドの対立をユーモラスにつづったコメディドラマ。女性参政権を巡る問題や、多様性、友情、中年の危機といったテーマを盛り込みながら、バレー州の美しい景色ととも描き出す。
1970年、バレー州の小さな村モンシュ。ワイン醸造家のアロイスは地元のブラスバンドの指揮者を務めており、村で毎年開催されている音楽祭のオーディション通過を目指して練習に励む日々を過ごしていた。しかし彼の指導力を疑問視する楽団のメンバーが、村出身でプロの音楽家としてパリで活躍するピエールをこっそり呼び寄せてしまう。伝統を重んじるアロイスと違い、ピエールは才能ある女性や移民を次々と楽団のメンバーに迎え入れる。やがて、アロイスとピエールをそれぞれ指揮者に立てた2つの楽団が出来あがり、両者の対立は村全体を巻き込んだ大騒動へと発展していく。
監督・脚本は、スイスで数々の映画やテレビシリーズを手がけてきたフランソワ=クリストフ・マルザール。
ネット上の声
- 先進的国家という思い込み
- なんだかなあ
- 小さな村の保守と革新の衝突という社会的なテーマをふたつの楽団を通してコミカルに描
- マリファナ、恋、移民、浮気、逮捕、差別、嫉妬、家出、喧嘩、演奏、和解、家族愛、結
音楽
- 製作年2019年
- 製作国スイス
- 時間90分
- 監督フランソワ=クリストフ・マルザール
- 主演ピエール・ミフスッド