一九二六年に発表されたT・H・ヴァン・デ・ヴェルデ博士の「完全なる結婚」の映画化で結婚生活に関する四つの基本問題をとりあげ、エピソードと実写をおりまぜたセミ・ドキュメンタリーである。企画・脚本はフランツ・ザイツ、監督はフランツ・ヨゼフ・ゴットリーブ、撮影はクラウス・ケーニッヒ、音楽はピーター・トーマスが担当している。解説と医学監修にスイスの性教育学者であり、結婚問題カウンセラーのベルナルト・ハルニック博士が、また法律問題の監修にベルリンの法律家エルンスト・ラインヒァルト博士が参加している。セミ・ドキュメンタリーの形をとっているので、各エピソードの俳優陣は無名の新人ばかり。出演者中、既成俳優といえるのはテレビ界の人気スター、ギュンター・シュトルだけで、あとはエヴァ・クリスチャン、ルート・エーダー、イングリット・バック、ビッキー・フライヤーなどの新人たち。製作はホルスト・ヴェンドランド。
ネット上の声
- ヴァン・デ・ヴェルデ博士が書いた性愛研究書「完全なる結婚」の映画化
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国ドイツ
- 時間90分
- 監督フランツ・ヨセフ・ゴットリーブ
- 主演ギュンター・シェトル