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炎のごときフラメンコ。許されぬ愛に身を焦がす男女の、情熱と裏切りが交錯する悲劇の舞踏。これは稽古か、現実か。
スペインのダンススタジオ。伝説の舞踊家アントニオ・ガデス率いる一座が、ガルシア・ロルカの悲劇「血の婚礼」のリハーサルを開始。物語は、結婚を控えた花嫁と、その元恋人との許されぬ愛の物語。稽古が熱を帯びるにつれ、ダンサーたちの感情は役柄と一体化。現実と虚構の境を超え、嫉妬と情熱がスタジオに渦巻く。そして迎える本番の舞台。炎のように激しいフラメンコのステップが、愛と裏切り、そして死へと向かう男女の運命を鮮烈に描き出す。
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国スペイン
- 時間65分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アントニオ・ガデス
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情熱のフラメンコが、舞台と現実の境界を溶かす。一人の振付家が、伝説の女「カルメン」に魅入られていく愛と狂気の物語。
スペイン、マドリードの稽古場。振付師のアントニオは、オペラ「カルメン」をフラメンコで表現する新作舞台の準備に没頭。主役を探す中、彼は奔放で妖艶な魅力を持つ新人ダンサー、カルメンと出会う。彼女の踊りに魂を奪われたアントニオは、すぐに彼女を主役に抜擢。しかし、稽古が進むにつれ、舞台上の愛憎劇は現実の二人を侵食し始める。嫉妬、独占欲、そして破滅的な情熱。虚構と現実が交錯する中で、二人の運命は悲劇的な結末へと突き進む。
ネット上の声
- これを越える「カルメン」映画はない!
- フラメンコ・ミュージカル
- フラメンコ
- フラメンコを民芸から国民的芸術に底上げしたガデスによる皆さんご存じの『カルメン』
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アントニオ・ガデス
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同名のバレエ曲を基に恋の情念をフラメンコで描く。製作のエミリアーノ・ピエドラ、監督・脚本のカルロス・サウラ、脚本・振付けのアントニオ・ガデスの三人のトリオによる「血の婚礼」「カルメン(1983 Saura)」に続く三部作のエピローグに当る作品。撮影はテオ・エスカミーリャ、音楽はマヌエル・デ・ファリャ、編集はペドロ・デル・レイが担当。共演はクリスティーナ・オイヨス、ラウラ・デル・ソルほか。
ネット上の声
- ガデスとサウラの脚本をサウラが監督した、圧倒的なフラメンコ三部作の最終作
- DVDには1967年制作って書いてあったけど違うんかな?題名もキャストも一緒なの
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間104分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アントニオ・ガデス