ポーラ・ネグリ嬢が「パッション(1919)」に続いてエルンスト・ルビッチュ氏の監督の下に作った映画で、アメリカでは『ジプシーの血』として発表され好評を博したもの。原作はプロスペル・メリメ氏原作の小説に拠ったので、ビゼーの作曲したオペラとはだいぶ違って居る。先年公開されたジェラルディン・ファラー嬢主演のラスキー映画「カルメン」と比較して見るのも面白いであろう。ネグリ嬢の扮するカルメンに対する相手役のホセには、「蝙蝠」「ファラオの恋」等出演のハリー・リートケ氏が扮して居る。無声。
ネット上の声
- 1918年のドイツでもきちんと金のかかった映画が撮れたんだなあという文化的側面ば
- 世界最古のクズ男か?
ヒューマンドラマ
- 製作年1918年
- 製作国ドイツ
- 時間80分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演ポーラ・ネグリ