差別のない世を求め、生涯を捧げた男がいた。「部落解放の父」松本治一郎の闘いの記録。
舞台は、根強い身分差別が残る近代日本。被差別部落に生まれた松本治一郎は、幼い頃から理不尽な差別に直面し、その撤廃を固く心に誓う。彼はやがて全国水平社の創立に参加し、部落解放運動の先頭に立つ指導者へ。権力からの弾圧、仲間との対立、そして戦争の時代。数々の苦難が彼の前に立ちはだかるが、治一郎は決して屈しない。人間の尊厳と平等を求め、巨大な社会構造に挑み続けた不屈の魂。彼の掲げた「夜明けの旗」が、日本の社会に光を灯すまでの、知られざる激動の生涯。
ネット上の声
- 得意なタイプの作品ではないけど、最後の判決にはあ然となった
- 部落解放運動に命をかけた松本治一郎を描いた作品
- 不正と戦う人々を力強く描いてはいるが、
- 今まで自分がほとんど知らなかった領域
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山下耕作
- 主演伊吹吾郎