フィリピンの鬼才ブリランテ・メンドーサ監督が、とある殺人事件の顛末を被害者と容疑者それぞれの祖母の姿を通して描き、貧しい庶民の生きざまをリアルに映し出した人間ドラマ。セパ婆さんの孫が殺害され、プリン婆さんの孫が容疑者として逮捕された。セパ婆さんは孫の葬儀代を、プリン婆さんは孫の保釈金を用意するため必死に奔走する。やがて、事件は裁判所で新たな展開を迎える。ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されたほか、世界各地の映画祭で高く評価された。日本ではアジアフォーカス・福岡国際映画祭2010で「ばあさん」の邦題で上映された後、15年・第28回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #2 熱風!フィリピン」部門で「グランドマザー」の邦題で上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年1914年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジェームズ・ヤング
- 主演クララ・キンボール・ヤング