ポーランドとフランス、同じ顔を持つ二人の女性。見えない糸で結ばれた、魂の共鳴を描く幻想的な物語。
1990年代、ポーランドのワルシャワとフランスのパリ。全く同じ容姿、同じ名前、同じ音楽の才能を持つ二人のベロニカ。互いの存在を知らぬまま、それぞれの日々を送る二人。しかし、心の奥底で感じる不思議な感覚。喜びや悲しみが、時空を超えて共鳴し合う。ある日、ポーランドのベロニカに訪れる運命の選択。その決断が、遠いパリのベロニカの人生に予期せぬ影響を及ぼすことに。魂の片割れの存在がもたらす、切なくも美しい奇跡の物語。
ネット上の声
- 【抒情性高き、スピリチュアルな物語。”ベロニカ”を演じたイレーヌ・ジャコブの美しさと、全編を彩る美しくも哀しきトーンの音楽が、作品の趣を高めています。】
- 初鑑賞でしたが、若い頃の映画がまだ手に届かない存在だった憧れを思い起こさせる映画
- 神の手に操られた人形劇だったのかも知れない
- もし踊れなければ、蝶になり飛び立てばよい
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス,ポーランド
- 時間97分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演イレーヌ・ジャコブ