フランスの映画作家ジャック・リベットが「不思議の国のアリス」に着想を得て撮りあげた傑作ファンタジー。公園のベンチで魔術の本を読んでいた図書館司書ジュリーは、ひょんなことから魔術師のセリーヌと知り合う。ふたりは不思議なキャンディの力で現実と幻想の世界を行き来しながら、郊外の屋敷で起きた忌まわしい事件の謎に迫るが……。「ウラジミールとローザ」のジュリエット・ベルトがセリーヌを演じ、彼女とジュリー役のドミニク・ラブリエが書き始めた台本を出発点に構成。劇中で起こる屋敷内の事件はヘンリー・ジェームズの小説をモチーフにしている。共演はリベット監督作の常連として知られるビュル・オジエ、「うたかたの日々」のマリー=フランス・ピジェ。
ネット上の声
- 奇麗なものと奇妙なものは、どこか似てるね
- どこまでも自由で、どこまでも芸術的
- 単純で複雑、しかし冗長すぎます!
- パリの不思議迷宮においでませ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間192分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ジュリエット・ベルト