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灼熱の砂漠、見殺しにされた妻。復讐に燃える夫が仕掛けた、医師への執拗かつ残酷なサバイバル劇。
中東の石油採掘所で働くフランス人医師ヴァルテル。ある日、彼の元に一人のアラブ人男性が、急病の妻を助けてほしいと駆け込んでくる。しかし、ヴァルテルは自身の都合を優先し、その必死の懇願を冷酷に拒絶。結果、男性の妻は命を落とす。数日後、ヴァルテルは車で砂漠を横断しようとするが、道に迷ってしまう。そこに現れたのは、妻を失ったあの男。道案内を申し出る彼を信じるヴァルテルだったが、それは復讐のために周到に仕組まれた罠だった。水も食料も奪われ、灼熱の地獄に取り残されるヴァルテル。逃げ場のない極限状況で、じりじりと命を削られていく男の孤独な死闘が始まる。
ネット上の声
- 小学生時代にテレビで観たトラウマ映画
- こんな復讐劇は見たことない
- 折りにつけ思い出す映画。
- 砂漠の恐ろしさでは?1!
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間113分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演クルト・ユルゲンス
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カール・ハインツ・フォーゲルマンの脚本を、マルチェロ・バルディが監督したアクションもの。撮影はロルフ・ケステル、音楽は、ピエロ・ウミリアーニが担当している。出演はジョルジョ・アルディソン、「河は呼んでる」のパスカル・オードレ、クリスタ・リンダー、ハラルト・ライプニッツなど。カラー、ウルトラスコープ。
アクション
- 製作年1967年
- 製作国ドイツ,イタリア,フランス
- 時間92分
- 監督マルチェロ・バルディ
- 主演ジョージ・アーディソン
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戦前版の「罪と罰(1935)」を作ったピエール・シュナール監督が、「河は呼んでる」のパスカル・オードレと「宿命」のジャン・セルヴェを主演に作った、パリ貧民街を舞台とするティーン・エイジャー犯罪映画。ルネ・マッソンの小説「シシリー王街の少年たち」を、シュナール自身と「乙女の館」のポール・アンドレオータが共同で脚色、台詞はアンドレオタ。撮影を「野性の誘惑」のマルセル・グリニョンが担当、音楽はポール・ミスラキ。他の出演者はルイ・セニエ、ジェルメーヌ・モンテロ、ジュディット・マーグル、サミー・フレー、ジミー・ウルバン、ジョエル・フラトー、フランソワ・シモン・ベッシー、サミー・フレー等。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間94分
- 監督ピエール・シュナール
- 主演パスカル・オードレ
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アルプスからプロヴァンスに流れるデュランス河のダム建設工事を背景として、山村の少女の成長を描くこの作品は、ダム工事の進行とともに三年間の日数を費して製作された。監督は、兄ジャン・ピエール・オーモンを主演に「マルセイユの一夜」を作って以来のフランソワ・ヴィリエ。バロンセリ、モーリス・クロシュ、レオニード・モギイ等の助監を経て、短篇映画や記録映画を作った経歴をもつ人である。同地方を背景とした作品の多い地方主義作家ジャン・ジオノのオリジナル・シナリオをアラン・アリュウが脚色し、ジオノ自身が台詞を書き、撮影監督はポール・スリニャック。ギターによる主題曲をつけた音楽は、ミュージック・ホール出身の若い歌手ギイ・ベアール。主演するのは、この作品に出るまで無名の存在で、撮影中舞台の「アンネの日記」の主役に選ばれたり、「眼には眼を」に出演したりしたパスカル・オードレ。その他「七つの大罪」ロッセリーニ編に出たアンドレ・ドバールや、シャルル・ブラヴェット、モンコルビエ、アンリ・アリュ、ユベール・ド・ラッパラン、パニッス、ミリー・マチス等が出演する。
ネット上の声
- ずぶ濡れで歩いている場面が鮮烈
- 優しく美しい主題歌
- ジャン・ジオノJean Gionoについて
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督フランソワ・ヴィリエ
- 主演パスカル・オードレ