欲望渦巻く90年代の台北で、詐欺で生きる少年たちが出会った一人の外国人女性、それは破滅か、救済か。
舞台は高度経済成長に沸く1990年代の台北。少年レッドフィッシュは、行方不明の父親が残した莫大な借金を返すため、仲間たちと詐欺や恐喝に手を染める日々。金だけが信じられるものだと信じていた彼の前に、恋人を探しに来て置き去りにされたフランス人女性マルトが現れる。言葉も通じず、行くあてのない彼女を助けようとするレッドフィッシュ。しかし、仲間たちは彼女を新たな詐欺の道具にしようと企む。大人の世界の非情さと、芽生え始めた純粋な感情との間で、彼の心は激しく揺れ動く。
ネット上の声
- 90年代台北の熱気がヤバい!若者たちの危うさと疾走感がたまらない。ラストシーンは鳥肌もんだった。
- 欲望とかお金とか、人間のリアルな部分が描かれてて引き込まれた。「キスは不吉」ってセリフが印象的。
- 評価高いけど、自分には合わなかったかな。話が散らかってる感じで、正直よく分からなかったです。
- 最後のキスシーン、最高!
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国台湾
- 時間121分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演ヴィルジニー・ルドワイヤン