消えゆく伝統芸能「パンソリ」に全てを捧げた義理の親子。芸の道に宿る情念と宿命を描く、韓国映画史の金字塔。
1960年代、近代化の波が押し寄せる韓国。伝統的民俗芸能「パンソリ」の名手であるユボンは、義理の娘ソンファと息子トンホを連れ、放浪の旅を続ける。彼は自らの芸を継がせるため、二人に過酷な修行を強要。芸の高みを目指す父の狂気的な執念は、やがて家族の運命を大きく狂わせる。特に類まれな才能を持つソンファに、ユボンは非情な決断を下す。歌に込められた深い「恨(ハン)」の情。その先に待つ、魂の慟哭。
ネット上の声
- まだ韓流などという言葉がない時代にハングルを大学で習ってたのですが、その時代に最
- ユボンという旅芸人と恋に落ちた母は幼いドンホ、ユボンの養女ソンファと一緒に暮らし
- キムテリちゃんの「ジョンヨン スター誕生」の予告を観てたら急に思い出した、大学時
- パンソリというものを知らなかったが、その歌声に心を揺さぶられた
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国韓国
- 時間113分
- 監督イム・グォンテク
- 主演キム・ミョンゴン