40年代に彗星の如く現れた実験映画の母、マヤ・デレン。その謎多き生涯と創造の秘密に迫るドキュメンタリー。
第二次世界大戦下のニューヨーク。男性中心の映画界に、独自の映像美学で切り込んだ一人の女性、マヤ・デレン。彼女の代表作『午後の網状の目』は、後の映像作家たちに計り知れない影響を与えた。本作は、彼女自身の未公開フィルムや録音テープ、スタン・ブラッケージやジョナス・メカスといった盟友たちの証言を織り交ぜ、その人物像を多角的に描き出す。映画監督、ダンサー、詩人、そしてヴードゥー教の研究者。様々な顔を持つ彼女が追い求めた芸術の本質とは。鏡のように映し出される、孤高のアーティストの魂の記録。
ネット上の声
- マヤ・デレンって人間として魅力的です
- 友人の結婚パーティーに招待されたマヤ・デレンが機嫌損ねて台所の冷蔵庫を持ち上げ壁
- ジョナスメカスが、宝物みたいにしているフィルムの入った缶をばらばら落っことす姿を
- 精神性と身体性が突出していて、その陰陽バランスが取れている時は良いのだが、何分に
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国オーストラリア,チェコ,スイス,ドイツ
- 時間104分
- 監督マルティナ・クドゥラーチェク
- 主演マヤ・デレン