フィリピンを代表する映画作家、故リノ・ブロッカ監督の遺作となった社会派ドラマ。政治家の汚職、貧困ゆえの人生の挫折と残酷な現実といったシリアスなテーマを扱いながら、メッセージを前面に押し出すわけではなく、いわゆる通俗的なメロドラマの図式を用いた明快な構造の映画に仕上がっている。脚本はリカルド・リー、撮影はペドロ・マンディング・ジュニアが担当。出演はディナ・ボネヴィ、クリストファー・デ・レオンほか。
サスペンス、 アクション
- 製作年1990年
- 製作国フィリピン
- 時間116分
- 監督リノ・ブロッカ
- 主演ディナ・ボネヴィ