全6作品。キム・ヨンエが出演した映画ランキング

1980年代、釜山。金儲け主義の税務弁護士が、国家を相手に人権弁護を引き受ける、衝撃の実話。

1980年代初頭の韓国・釜山。高卒で貧しい過去を持つ弁護士ソン・ウソク。彼の目標はただ金儲けのみ。不動産登記や税務で成功を収め、マイホームを手に入れた彼の順風満帆な人生。しかし、馴染みのクッパ店の息子ジヌが、国家保安法違反の容疑で突然逮捕。拷問の事実を知ったウソクは、金にならない人権弁護を引き受ける決意。彼の前に立ちはだかる、国家という巨大な壁。正義と信念を懸けた、孤独な法廷闘争の始まり。

時効成立後、殺人犯が書いた告白本がベストセラーに。メディアを巻き込み、刑事と犯人の新たなる追走劇が始まる。

15年前に起きた連続殺人事件が、時効を迎えた。その直後、自らを犯人と名乗る男イ・ドゥソクが、事件の全てを綴った告白本「私が殺人犯だ」を出版。その端正な容姿も相まって、彼は一躍時の人となる。しかし、事件を追い続けた刑事チェ・ヒョングは、彼が許せない。そして、本の内容に違和感を覚える。メディアと世論を味方につけた”殺人犯”と、執念で真実を追う刑事。そして、愛する者を奪われた遺族たち。全国民が見守る中、事件は予測不能の結末へと突き進む。

元刑事の法曹ブローカーが、ある殺人事件に隠された事件の闇を暴いていくサスペンス。暴力事件で警察をクビになった元警官のピルジェは、犯罪者たちに弁護士を紹介する法曹ブローカーとして名を上げていた。そんなピルジェのもとに、仁川を牛耳る財閥企業の夫人を殺害したとして逮捕され、死刑を宣告されたスンテから、無実を訴える手紙が届く。その事件を担当するヤン刑事は、ピルジェをだまして警察をクビにした張本人だった。ピルジェはヤンへの復讐心から事件の真相を探るが、その背後には仁川に渦巻く闇が潜んでいた。主人公ピルジェ役を「朝鮮名探偵」シリーズのキム・ミョンミンが演じるほか、ソン・ドンイル、キム・サンホ、キム・ヨンエらが脇を固める。

ある日突然、大手スーパーを解雇された非正規雇用の女性たち。愛する家族のため、仲間と立ち上がった彼女たちの感動の実話。

大手スーパーで働く二人の子供の母、ソニ。非正規雇用ながらも、正社員になれる日を夢見て懸命に働いていた。しかし、ある日会社は「業績不振」を理由に、ソニをはじめとする大勢の非正規従業員を一方的に解雇。路頭に迷った彼女たちは、人生で初めて労働組合を結成し、巨大な企業を相手に正義を求める闘いを決意する。世間の冷たい視線、生活の困窮、そして仲間との対立。数々の困難に直面しながらも、自分たちの尊厳と家族の明日を取り戻すため、彼女たちの声は次第に大きなうねりとなっていく。韓国社会に衝撃を与えた実話を基にした、魂の物語。