大正から昭和にかけて数々の作品を発表した作家・稲垣足穂の自伝的小説「弥勒」を、「私立探偵濱マイク」の林海象監督と永瀬正敏主演で映画化。友人たちに触発されて小説を書き始め、文学に夢を抱いた少年時代から10数年、江美留は酒に溺れる売れない極貧作家として堕落した生活を送っていた。そんなある日、江美留の部屋の窓ガラスに鬼の姿が映り、鬼は江美留に「お前が目指す人間とは何か」と問いかける。永瀬、佐野史郎、井浦新らプロのキャスト、スタッフのほか、林監督が教授を務める京都造形芸術大学芸術学部映画学科の学生90人が参加し、各担当部門のプロとともに作り上げた。
ネット上の声
- わからない。これは弥勒菩薩の何かなのか?
- 低予算ながら、それなりに観れました。
- 難しいのに目が離せない映画
- ノスタルジックな映像の中で、哲学的な内容も盛り込んだ芸術性を目指した作品といえよ
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督林海象
- 主演永瀬正敏