長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」で一躍ヌーベルバーグの重要人物として注目された伝説的映画監督ジャック・ロジエの長編第2作。海辺の別荘へバカンスに出かけたキャロリーヌとジョエル、カリーンの3人は、女だけの気ままな時間を楽しんでいた。そこへ、ジョエルの上司で密かに彼女に思いを寄せるジルベールが現れる。ジルベールは別荘の庭にテントを張らせてもらうことになるが、3人の女たちからは粗末な扱いを受けるばかり。そんな中、3人は海からの帰り道にパトリックという青年と出会い、ジルベールをよそにパトリックと親しくなっていく。2010年1月に東京・ユーロスペースで開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月、シアター・イメージフォーラムで再び行われる同特集で再上映。
ネット上の声
- 演技とリアルの境界が非常に曖昧な描写の数々が実に魅力的で、縦軸になる話が欠如して
- 即興的な演出には不自然さのない心地良さが
- ジャック・ロジェのバカンス
- オルエットの方へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ