突然始まった、認知症の姑との同居生活。嫁の苦悩と葛藤を通して、家族の絆と介護の現実を描く感動作。
現代の日本。夫と高校生の息子と共に平凡な毎日を送る主婦・巴。彼女の穏やかな日常は、ある日突然終わりを告げる。遠方で暮らしていた夫の母・政子が認知症を発症し、同居することになったのだ。徘徊、失禁、暴言。日に日に進行する症状に、巴は心身ともに疲弊していく。非協力的な夫、すれ違う息子。社会から孤立し、出口のないトンネルに迷い込んだような絶望感。崩壊寸前の家族の中で、巴が必死に守ろうとしたものとは。介護の過酷な現実の先に見出した、一筋の希望の光。
ネット上の声
- 貴方の身内に老人性痴呆症の人がいたら・・・
- 啓発用の映画かな? 大変ご立派。
- これからの社会に必要な映画です。
- 実話をもとに映画化してます
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督松井久子
- 主演原田美枝子