詩人ジャン・コクトー自身が時空を超え、自らの作品世界を彷徨う。生と死、芸術の謎に迫る、シュールで幻想的な遺言。
時代も場所も超越した、夢と現実が入り混じる幻想世界。18世紀の衣装をまとった詩人(ジャン・コクトー本人)は、タイムトラベルの失敗で現代に迷い込む。彼は自らの死と再生を求め、不可思議な旅を開始。旅の途中で出会うのは、オイディプスやスフィンクスといった神話の登場人物、そしてピカソら実在の友人たち。彼らとの対話を通じ、詩人は自らの芸術と人生を問い直す。詩人はなぜ創造するのか。その答えを求め、最後の審判へと向かうコクトーが遺した、究極の私的映画。
ネット上の声
- 動物と人間の境をこえてるキャラクター、神話っぽい雰囲気、もはや理解を諦めたことに
- コクトーはヌーヴェルヴァーグへの最後の挨拶、自らの告別、次の世代の若者達へ宛てた
- これはオルフェを観てない状態で観ていいものだったのか 撃ち殺されるまでセット裏み
- ちょこちょこハッとさせられるんだけど基本的には難解すぎて殆ど私には理解できず😅
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督ジャン・コクトー
- 主演ジャン・コクトー