溝口健二監督の初期の代表作のひとつで、山田五十鈴が演技派女優としての才能を開花させるきっかけとなった女性ドラマ。大阪の薬種問屋の電話交換手として働くアヤ子は、会社の金を使い込んで多額の借金を抱えた父のため、職場の店主の愛人になる。続いてアヤ子は学費が払えない兄のために株屋から金をだまし取ろうとするが、警察に捕まってしまう。ようやく釈放されて家に帰ったアヤ子に、家族は冷たく当たるのだった。
ネット上の声
- 「祇園の姉妹」と類似した、戦前女性の生き辛さに焦点を当てた溝口監督の女性映画
- 祇園の姉妹と似てる 山田五十鈴貫禄あるが19歳とは 関西弁でコミカ...
- 「祇園の姉妹」と並ぶ溝口映画の双璧‼️
- 社長と株屋、キャラかぶりすぎ。区別が…
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴