音のない世界に響く、生命の輝き。フランスのろう学校を舞台に、子どもたちの豊かな表情と手話が織りなす詩的な日常を静かに見つめるドキュメンタリー。
フランスのろう学校を舞台に、耳の聞こえない子どもたちの日常を静かに見つめるドキュメンタリー。本作にはナレーションもBGMもほとんど存在しない。観客が体験するのは、子どもたちが見て、感じているそのままの世界。そこは沈黙ではなく、豊かな表情、全身を使った手話、そして振動で感じ取るリズムに満ちた、もう一つの言語空間。言葉を覚え、友達と笑い合い、時には喧嘩もする。彼らの生き生きとした姿は、「聴覚障害」という一面的な見方を覆し、コミュニケーションの本質とは何かを問いかける傑作。
ネット上の声
- 耳が聞こえない人たちのドキュメンタリー
- 何か勇気をもらったような気がします。
- とても豊かな感覚に満ちた世界
- 手話で外国のひとと話すには
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演ジャン=クロード・プーラン