フランスのドキュメンタリー映画の第一人者ニコラ・フィリベール監督が、音の聞こえない世界を異文化としてとらえ、そこで生活するろうあ者の姿を綴ったドキュメンタリー作品。ろう学校の生徒たち、手話教師のプーラン先生、ろうあ者同士で結婚するカップルという三者の日常を現在進行形で追いつつ、要所要所にインタビューを交えた構成となっている。製作はセルジュ・ラルー、撮影はフレデリック・ラブラックス、編集はギイ・ルコルヌ、録音は「アブラハム渓谷」のアンリ・メコフがそれぞれ担当。92年ポポリ映画祭、ベルフォール映画祭、ボンベイ国際映画祭でグランプリを受賞するなど各国で高い評価を受けた。93年山形ドキュメンタリー映画祭正式招待作品。
ネット上の声
- ヘルツォークの『闇と沈黙の国』見ていても思ったが、ある種の信念を持った人でないと
- 耳が聞こえない人たちのドキュメンタリー
- 何か勇気をもらったような気がします。
- とても豊かな感覚に満ちた世界
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演ジャン=クロード・プーラン