「美女と野獣」「双頭の鷲」と同じくジャン・コクトーが自ら脚本を執筆し、監督に当ったもので、コクトー作の戯曲の映画化である。美術監督のクリスチャン・ベラール、音楽作曲のジョルジュ・オーリックも前記二映画と同じ担当者で、撮影監督だけが「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のミシェル・ケルベである。出演俳優は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジャン・マレー、「美女と野獣」のジョゼット・デイ、「悲恋」のイヴォンヌ・ド・ブレ、「偽れる装い」「旅路の果て」のガブリエル・ドルジア、「狂恋」のマルセル・アンドレの五名でこのうちマレエ・ドルズィア、アンドレは舞台初演のオリジナル・キャスト。
ネット上の声
- この映画は最もコクトーの映画の中で、
- 恐るべきは親じゃなくて女じゃないかな😅情念がマドレーヌを経由して一家を巡ってくの
- 多芸多才のコクトーはオリジナル映画を作っても上手いし、舞台劇を映画にしても上手い
- 少ない登場人物でいくつかの部屋の中で、これほどシンプルにこれ程観客を引き込むこと
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ジャン・コクトー
- 主演ジャン・マレー