もし、あなたの街に核爆弾が投下されたら。イギリスの地方都市を舞台に、核戦争の勃発からその後の崩壊を徹底的なリアリズムで描く衝撃作。
1980年代、イギリスの地方都市シェフィールド。若いカップルのルースとジミーは、ささやかな未来を夢見ていた。しかし、世界情勢は急速に悪化し、ついに米ソ間で核戦争が勃発。彼らの日常は、一発の核爆弾によって地獄へと変わる。爆風、熱線、そして見えない放射能。政府の機能は麻痺し、社会は崩壊、人々は食料を奪い合い、文明は原始時代へと逆行していく。これはSFではない。科学的考証に基づき、核攻撃の瞬間から数十年後までを冷徹な視点で追った、あまりにも現実的なシミュレーション。生き残った者たちを待つ、希望なき未来。
ネット上の声
- これはただの映画じゃない。ドキュメンタリー。とにかく後味が悪くて、数日間引きずった。ラストシーンは本当に言葉を失うレベル。
- とんでもない傑作を発掘してしまった…。トラウマ注意だけど、一度は観るべき。
- コロナ禍で色々考えさせられたけど、この映画の絶望感は桁違いだった。
- 派手な演出はないのに、じわじわと恐怖が迫ってくる感じがリアル。今の時代だからこそ観る価値があると思う。
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国イギリス
- 時間117分
- 監督ミック・ジャクソン
- 主演リース・ディンズデール