荒野の法廷で裁かれる正義。一人の流れ者が、牛泥棒と開拓者の争いに身を投じる西部劇の傑作。
舞台は無法地帯のテキサス西部。馬に乗った一人の流れ者コール・ハーデンが、とある町に辿り着く。そこは、自らを「ペコス河の西の唯一の法」と称する判事ロイ・ビーンが支配する場所。町はビーン率いる牧畜業者と、土地を耕し生活する貧しい開拓者たちとの間で一触即発の状態にあった。当初は傍観者を決め込んでいたハーデンだが、開拓者たちの苦境と、彼らに味方する一人の女性の姿に心を動かされる。絶対的な権力者ビーンに、たった一人で立ち向かうことを決意。男の誇りと正義を懸けた、孤独な戦いの火蓋が切って落とされる。
ネット上の声
- 【”西部の男の心意気と情け”人間臭い悪徳判事と正義感溢れる流れ者の男の対立と不思議な友情を描いたヒューマン西部劇。】
- 脚本・構成の問題はあるが、ゴールドウィンとワイラーが組んだ品格のある西部劇にブレナンの名演とトーランドの映像美
- 【古典ですね、今の映画とは大違い、いい意味でも悪い意味でも】
- 次はヒューストン監督の「ロイ・ビーン」を!
西部劇
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演ゲイリー・クーパー