「太陽」で昭和天皇ヒロヒトの苦悩を描いたアレクサンドル・ソクーロフ監督が、祖国ロシアにおいて史上初の社会主義政権を築いたレーニンの晩年に焦点を当て、権力者の人間的な側面を浮かび上がらせた問題作。モスクワ郊外の屋敷で外界から切り離された療養生活を送る52歳のレーニン。右半身が麻痺しているため体の自由はきかず、痴呆の症状も現われ始めている。スターリンが見舞いに訪れても、その名前さえ思い出すことができず……。
ネット上の声
- レーニンを描いた本作、ヒトラーの「モレク神」、昭和天皇ヒロヒトの「太陽」と、人な
- 個人に歴史の負債を背負わせられるか?
- ソクーロフにしてはわかりやすい
- 英雄のあまりにも寂しい晩年
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国ロシア,日本
- 時間94分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演レオニード・モズゴヴォイ