田舎町にやってきた、しがない旅役者一座。笑いと涙、人情が織りなす舞台裏の人間模様。
昭和初期の日本の、のどかな田舎町。そこへやって来たのは、三流の旅役者一座。客入りはまばらで、暮らしは常に火の車。そんな一座に、ひょんなことから本物の馬が紛れ込む。馬を主役にした芝居を思いつく座長だったが、役者たちの嫉妬や対立で一座はてんやわんやの大騒ぎ。貧しいながらも懸命に芸に生きる役者たちの姿。その悲喜こもごもを、温かい眼差しで描く人情喜劇。果たして、彼らの舞台は無事に幕を開けることができるのか。
ネット上の声
- この頃の映画が実は一番好きです
- 笑えて、でも切ない馬役者
- 庶民泣き笑い人生記
- 成瀬巳喜男監督の「サーカス五人組」の姉妹篇の様な小品だが、きりりとした落語の上手
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督---
- 主演藤原鶏太