64年に公開されたサーフィン映画のクラシック「エンドレス・サマー」(邦題「終りなき夏」)の続編。前作同様、パーフェクト・ウェイヴを求めて世界中を海を渡り歩く二人のサーファーの姿を、2年間の撮影期間をかけてとらえている。コスタリカ、フランス、南アフリカ、オーストラリア、フィージー、インドネシアと、生活様式と文化の異なるさまざまな国で出会う最高の友と波との出会いが、美しく雄大な自然の映像とともに綴られる。ストーリーらしきものはほとんどなく、ただひたすら若者たちがサーフィンに興じる姿が描かれ、国や地域ごとに異なる、まるで生き物のような波の映像が観る者を飽きさせない。また、少数の人々のスポーツだった頃から、流行やヘアスタイル、ファッションにまで影響を及ぼすサブ・カルチャーとなった現在まで、サーフィンの変遷を辿っている。監督は前作に続き、ブルース・ブラウン。アカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされた、スティーヴ・マックィーン主演のモーターサイクル映画『On Any Sunday 』以来、映画製作から遠ざかっていたが、今回、30年ぶりにカムバックした。脚本・編集は彼と実子ダナ・ブラウンの共同。製作は「殺したいほど アイ・ラヴ・ユー」のロン・モラーと、『On Any Sunday 』のロジャー・リデル。撮影はマイク・フーバー、音楽はゲイリー・ホーイとフィル・マーシャル。主演は現在プロ・サーフィン・サーキットを転戦するパトリック・オコンネルと、プロ・ロングボード・サーファーのロバート“ウィングナット”ウィーヴァー。加えてトム・カレン、ジェリー・ロペス、ケリー・スレイターといったトップ・サーファーたちが華麗な妙技を披露するほか、サーフィンの父として知られるデューク・カハナモク、前作に主演したロバート・オーガストも登場。
ネット上の声
- ロングボーダーもショートボーダーも
- エディ&浦井
- 人と人の紹介で旅をして自然と一体になり波に乗り、人の温かさにより気づき、人の話が
- サーフィンしないけど、この映画の影響で20年以上前に、宮崎県の日向にサーフィン見
サーファー、 ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督ブルース・ブラウン
- 主演ロバート・“ウィングナット”・ウィーヴァー